周りに溢れる数字には法則がある
ベンフォードの法則を知っていますか
平成29年6月1日
私たちの信じる常識は常識でないかもしれません。当たり前と思う事が当たり前でないかもしれません。
数日先や1年先の新聞記事に載っている色々な数字の傾向なんて分かるわけが無いと思いますよね。
この数字の先頭の数字の傾向が分かるというのが1938年に物理学者フランク・ベンフォードが発表した「ベンフォードの法則」です。
私は世の中の数字を集めると先頭の数字は1から9まで平均的に分布していると思っていましたが、じつは「1」が圧倒的に多く存在します。 先頭の数字(上段)と出現率(下段 %)
これを見ると1,2,3の出現率だけで60%近いですよね。
実は最初にこの法則を発表したのはベンフォードではなく天文学者サイモン・ニューカムだとされています。1881年だそうです。
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